公認心理師の現任者講習会が続々とスタートしています。
対象の方でまだお申し込みされていない方はお早めに!!
この記事では、受験資格と現任者講習会の対象者についてまとめています!
どんな人が対象なのか見ていきましょう〜!
目次
受験資格
まず、公認心理師法が施行されたことによって、以下の表に沿って公認心理師の受験資格を得る必要があります!全部でA〜Gの7ルートあります。
正規ルートの受験資格(A〜Bルート)
Aルート、Bルートは、公認心理師法の施行後に大学院等で新たに開講される公認心理師の正規カリキュラムを修めた人のルートです。
早くても2018年(平成30年)度のスタートなので、このルートの受験者は2024年頃からになりそうです!
Aルート、Bルートは、2018年4月以降に大学に入学する人のルートです!!
海外ルートの受験資格(Cルート)
Cルートは、海外の大学院等を修了していたり、海外の心理職の資格を持っていたりする人のためのルートのようです。
このCルートの受験資格については、厚生労働省・文部科学省の担当者がケースバイケースで判断するとのことです。よっぽど業績や実力がないと難しそうです。
Cルートは、海外で心理を学んだ方などのルートです!!(実力ルート)
経過措置ルート(D〜G)
Dルート、Eルート、Fルート、Gルートの4ルートは経過措置ルートです。
現在すでに心理職として仕事をしている人
大学院等を修了した人
在学中の人
現在すでに仕事をしていたり学んだりしている人たちにもできるだけ広く公認心理師の受験資格を与えるための特例(経過措置)が与えられています!
D〜Gルートは、すでに心理職として働いている、すでに大学、大学院で学んでいる(学んでいた)方のルートです!!
公認心理師推進ネットワーク(CPN)ガイドで、分かりやすくまとめられています。
CPNガイドでは、この7つのルートを以下のように整理して、各ルートがイメージしやすいように名称をつけてみました。
<経過措置ルート>
(D)「旧院ルート」(附則第2条第1項第1号及び第2号)
(E)「旧学部+新院ルート」(附則第2条第1項第3号)
(F)「旧学部+新実務ルート」(附則第2条第1項第4号)
(G)「現任者ルート」(附則第2条第2項)
<正規ルート>
(A)「新学部+新院ルート」(法第7条第1号)
(B)「新学部+新実務ルート」(法第7条第2号)
(C)「海外ルート」(法第7条第3号)
現任者講習会の対象者
現任者講習会の対象者とは!!
公認心理師法成立以前から現在まで,心理専門職として業務に従事している方(以下、現任者)。
その中でも!!
指定科目を一部履修できていなかったことから受験資格が得られない現任者の方。
特例として法施行後5年間に限って経過措置があるんです!!
文部科学省令及び厚生労働省令で定める施設において,心理専門職としての実務経験が5年以上あり、文部科学大臣及び厚生労働大臣が指定する「現任者講習会」の課程を修了した者は,公認心理師試験を受けられるよう受験資格の特例措置(法附則第2条第2項)が設けられています。
ただし、実務の休止期間が公認心理師法施行までに5年以上ある場合は,受験資格がありません。
つまり、どこにも当てはまらなかった現任者の方(Gコース)は、現任者講習会を受講することで受験資格を得ることができるということです。
Gコースの方は、現任者講習会の受講が必須となります!!
講習会で学ぶこと
現任者講習会では,「公認心理師の職責」のほか,保健医療,福祉,教育その他の分野の法規と制度,精神医学を含む医学に関する知識など,理解を深めておくべき内容について学んでいきます。
時間数
30時間程度
4日間コースと5日間コースを選べます。
内容
次の3点を含む講習会
(1)公認心理師の職責に関する事項
(2)公認心理師が活躍すると考えられる主な分野(保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働分野)に関する法規や制度
(3)精神医学を含む医学に関する知識
受講料
70,000円
+テキスト代
公認心理師現任者講習会テキスト[2018年版]¥4104-(税込)
平成30年に開催される公認心理師現任者講習会
平成30年開催公認心理師現任者講習会をまとめました。
一般財団法人日本心理研修センター
公益社団法人日本精神科病院協会
一般社団法人日本遠隔カウンセリング協会
一般社団法人国際心理支援協会
一般社団法人メンタルヘルス協会
公益財団法人関西カウンセリングセンター