いよいよ公認心理師の第一回試験が迫ってきました。
受験資格がない方は、現任者講習会の受講が必須となっています。
まずは、受験資格の確認から!
今回は、現任者講習会とは何なのか?そして、開催日程についてまとめていきます!
現任者講習会のテキストについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ!!
目次
平成30年に開催される公認心理師現任者講習会の日程
厚生労働省のHPから講習会の一覧をまとめました。
一般財団法人日本心理研修センター
- 申込: 平成29年10月25日(水)~11月17日(金)
- 開催日:平成30年2月3日(土)~4月8日(日)
- 上記期間の中から4~5日 (土日祝コース・平日コースを選択)
公益社団法人日本精神科病院協会
- 申込:平成29年10月25日(水)~平成29年11月17日(金)先着順
- 開催日:平成30年2月20日(火)~4月13日(金)
一般社団法人日本遠隔カウンセリング協会
- 申込:平成29年(2017年)11月27日(月)13:00~12月13日(水)17:00
- 開催日:平成30年2月2日~3月24日(土)
一般社団法人国際心理支援協会
- 申込:平成29年(2017年)11月27日(月)13:00~12月3
- 開催日:平成30年2⽉5日~5⽉6⽇
経過措置と現任者講習会とは?
公認心理師法成立以前から現在まで,心理専門職として業務に従事している皆さま(以下「現任者」という。)の中で,指定科目を一部履修できていなかったことから受験資格が得られない現任者には,法施行後5年間に限って次のような経過措置があります。
つまり、指定科目を一部履修出来なかった方は受験資格がないので、
経過措置として現任者講習会を受けて受験資格をGetしなければならない!
ということです。
法施行後5年間ということは、
経過措置の期間は、平成29年(2017年)9月15日(施行)~平成34年(2022年)9月15日まで。
下の図でいうと、Gルートにあてはまる方のことですね♫
すなわち,文部科学省令及び厚生労働省令で定める施設において,心理専門職としての実務経験が5年以上あり,文部科学大臣及び厚生労働大臣が指定する講習会(以下,「現任者講習会」という。)の課程を修了した者は,公認心理師試験を受けられるよう受験資格の特例措置(法附則第2条第2項)が設けられています。
ただし,実務の休止期間が公認心理師法施行までに5年以上ある場合は,受験資格がありません。
つまり、 現任者講習会が受けられる人は、心理専門職として実務経験が5年以上が条件です。
ただし、平成29年9月15日までに実務の休止期間が5年以上ある人は受験資格がありません。
講習会で学ぶこと
この現任者講習会では,「公認心理師の職責」のほか,保健医療,福祉,教育その他の分野の法規と制度,精神医学を含む医学に関する知識など,理解を深めておくべき内容について学んでいただきます。
講習会で学ぶことを列記すると、
- 公認心理師の職責
- 保健医療
- 福祉
- 教育
- その他の分野の法規と制度
- 精神医学を含む医学に関する知識
となります。
講習会内容
1. 時間数
30時間程度
2. 内容
次の3点を含む講習会
(1)公認心理師の職責に関する事項
(2)公認心理師が活躍すると考えられる主な分野(保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働分野)に関する法規や制度
(3)精神医学を含む医学に関する知識
講習会日程
一般財団法人日本心理研修センター
申込期間
平成29年10月25日(水)~11月17日(金)
受講地
北海道・東京・愛知・京都・大阪・福岡
受講料
70,000円(テキスト代別)
受講期間
平成30年2月3日(土)~4月8日(日)
上記期間の中から4~5日(土日祝コース・平日コースを選択)
公益社団法人日本精神科病院協会
申込期間
平成29年10月25日(水)~平成29年11月17日(金)先着順
受講地
大阪、東京、宮城、広島、福岡
受講料
70,000円(教材費は含まれておりません。)
受講期間
開催日:平成30年2月20日(火)~4月13日(金)
一般社団法人日本遠隔カウンセリング協会
申込期間
平成29年(2017年)11月27日(月)13:00~12月13日(水)17:00
受講地
東京、福岡、熊本
受講料
70,000円(教材費は含まれておりません。)
受講期間
平成30年2月2日~3月24日(土)
一般社団法人国際心理支援協会
申込期間
平成29年(2017年)11月27日(月)13:00~12月3日
受講地
大阪、兵庫、東京、愛知、広島
受講料
65,000円(全30時間)+振込手数料(銀行振込の場合) 教材費別
受講期間
平成30年2⽉5日~5⽉6⽇
まとめ
平成30年の現任者講習会の情報のまとめです!!
- 指定科目を一部履修出来なかった方は、経過措置として現任者講習会を受けて受験資格を得る必要がある。
- 経過措置の期間は、平成29年(2017年)9月15日(施行)~平成34年(2022年)9月15日まで。
- 現任者講習会が受けられる人は、心理専門職として実務経験が5年以上が条件。
- 平成29年9月15日までに実務の休止期間が5年以上ある人は受験資格が無い。
- 平成30年(2018年)の現任者講習会は、2月~5月にかけて開催。
- 4~5日間(土日祝コース・平日コースを選択)にかけて30時間の講習を受講。
- 受講費用は約7万円(テキスト代別)。
受講費用が約7万円、テキスト代、旅費、滞在費、そして4~5日間仕事の都合をつけないといけないので、ハードルはかなり高めです。
それでも、受験資格がない方は必ず受けないといけない講習となりますので、お申し込みがまだの方はお早めに!
今後も講習会は随時開催されるようなので、HPのチェックも忘れずにしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
それでは、また~♫
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