「子どもをちゃんと育てていけるかいつも不安です」
こうした悩みを抱えていませんか?
子どもを育てていると、こんな不安がいつも頭から離れない時がありますよね。
子育てって初めてのことで、子育ての勉強をしてきたわけではないのに、いきなり親になるってかなり心細い!!
核家族化も進んでいて、周りのサポートも受けにくいという環境でもあります。
昔と現代では社会が大きく変わってきているので、そうした中で子育てをしていくことは本当に大変なことです。
実は、子育てだけに限らず、日本人全体が不安なのは、仕方がないところがあるんです。
あまりにも急激に世の中が変わってきているからです。
今回は、昔と現代の子育てのスタイルの違いを見ながら、どんな対処法が考えられるかを見ていきたいと思います。
「家」社会
昔の日本人は、「家」のために生きていました。
「家」を守ることが絶対的で、そのためにみんな大家族で、一生懸命お互いに支えあっていたんです。
支え合うということが当たり前の社会だったんです。
だから、赤ちゃんが生まれたら「一人前になって家族を支えてくれないと困る」とみんなが思っていた。
子育ても、村ぐるみ、地域ぐるみで、協力して行われてきました。
自分も小さい頃は、地域のお祭りや子供会で周りの大人に声をかけてもらって育ててもらっていたことを思い出します。
みんな兄弟家族のような関係だったんですね。
大家族の子育てスタイル
大家族では、子どもの親は若い労働力として家を支えるのが大事なことでした。
赤ちゃんは、おじいちゃん、おばあちゃん、など他の人たちが育てていたのです。
その周りにも近所の人たちがいて、社会全体、それを取り巻く自然も加わって、総動員で子どもを育てていた。
ずっと大家族の子育てパターンで日本はやってきたのです。
だから、親がいきなり父親役、母親役をするようには鍛えられてこなかったのです。
親が子育てをするまでには、準備期間のようなものがあり、周りのサポートによって親として育ててもらう機会もあったようです。
個人主義の子育てスタイル
西洋の文化が入ってきてから、急に「個人主義」という考え方に変わっていきました。
それまでのように、おじいちゃん、おばあちゃん、家や村社会のしがらみにしばられるより、それぞれが自分の好きなことをしたい、とみんなが思い始めたんです。
抑え込まれてきたものが溢れ出したようなイメージです。
核家族が進み、若夫婦で好きなように自由にやれるようになっていきました。
その代わりに、周りの人の助けはなし、子育ても二人っきりでやるようになった。
もともと親をやる訓練なんかどこでもしてこなかったのに、急に親をしなくちゃならない。
親としての準備がないまま親になって、途方にくれてしまうのも無理がありません。
若い親が不安になるのも当たり前なのです。
子育てはオモロイこと
子育てというのは、本当はオモロイこと。自分の人生を楽しく生きようと思うなら、子育てだって、楽しまないと損ですよね。
だけど、今は情報量が多すぎる!!
「これは危ない」
「ここが大事」
そういう情報を知っていれば知っているほど子育てがうまくいくんだと思っています。
全部知っているなんて誰も言えないから、「これで大丈夫でしょうか」「ほかにはありませんか」と、不安になったり心配になってくる。
でも、すべての子どもに共通の「よい方法」なんてないんです。
「どういうふうに子どもを育てたらいいのか」なんて、誰にも分からない。
だから、「子育ては好きなようにする」のが一番なんです。
まとめ
子育ては、本当に不安が次から次へと出てくる。でも、正解なんて一つもないんですよね。
自分が子どもと向き合いながら、一つずつクリアしていかないといけない。
オモロイ!!と思いながら子どもと向き合っていきたいと思います。
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