挨拶のできる子どもに育てる為に
ソーシャルスキル(social skill)は、人から愛され大切にされ社会で成功していく為に欠かせないスキルです。
このソーシャルスキルを子育ての中で意識して関わっていくことで、子どものできることはどんどん伸びていきます。
こちらの記事を参照→ソーシャルスキルトレーニングで自分からやる子になる魔法の子育て!!
大切なソーシャルスキルの中に、挨拶をするがあります。
挨拶って人と人とがコミュニケーションをとる上で欠かせないことですが、ただ挨拶すればいいってものではありません。
実は、良いコミュニケーションがとれる人、人と良好な関係を築ける人にはある共通の特徴があるのです。
ソーシャルスキルを意識して、改めて挨拶をするということを見ていきましょう。
人から愛される挨拶とは??
挨拶と言ってもいろいろあります。
会釈をしてすれ違う。
手をあげて「オゥ!」とか「おっす!」。
握手して「はじめまして」。
などなど。
こんな感じで何気なく挨拶って交わしてますよね。
でも、挨拶一つで「この人は信頼できるな」「この人の話を聞いてみたいな」と思える人っていませんか??
それは、挨拶の基本が自然と実践されているからなのです。
では、挨拶のステップを見て見ましょう。
1 相手の目を見て
2 笑顔で
3 聞こえる声で「こんにちは」と言う
当たり前のことなんですが、この3ステップが本当に大事です。
いろんな挨拶を意識して見ていると、実はこの3つが揃っているのはすごいことなんです!!
「こんにちは」と言っているけど、笑ってない。
「こんにちは」と言っているけど、うつむいている。
「こんにちは」と言っているけど、声が小さい。
せっかく挨拶するなら3ステップを意識して挨拶をする。
挨拶一つで、社会で成功する可能性がグッと高くなるんです。
挨拶の教え方
ところで、挨拶でどうやって教えていますか?
その前に、挨拶ってどうやって習いましたか?
具体的に教えてもらったという人もいれば、なんとなく挨拶するようになった人もいるかもしれません。
「自分ができるようになったから子どもも挨拶ぐらいできるだろう」
これは大間違いです。
5歳になったから「もう挨拶ぐらいできるだろう」。
◯歳になったから「これぐらいできて当然」。
何歳になったとしても、こちらが期待することを実際その子ができるかどうかは分からないんです。
どんな時も、説明して、お手本を見せて、練習して、褒める。
この基本を忘れないことが大切ですよ〜。
先ほどの挨拶のステップを教えてみたいと思います。
例えば、4歳の子がよその家に行く場合。
この時、家を出る前に事前に教えておくというのがポイントです。
ママ:「心くん。今から太郎くんの家に行くよ!!太郎くんの家についたらこんな風に挨拶してほしいんだけどできるかな?」
心くん:「うん!」
ママ:「こうやって目を見て、こんにちは!(大きな声で)」「どう?できる?」
心くん:「こんにちは!」
ママ:「オォ!!とっても大きな声で目を見て挨拶できたねぇ!すごい!!じゃぁ行こう〜!」
ポイント
●やってほしいことは、そのまま教えてあげる。
●お手本を見せるとより分かりやすい。
●練習させてみる。
●できたら何が良かったか具体的に褒める。
こんな感じで、事前に教えて練習しておくことが、挨拶のできる子に育てるコツです。
ついつい「分かっているだろう」「できるだろう」ということが頭に浮かんだり、「しっかり挨拶しなさい!」と抽象的に教えたりしてしまいます。
実際子どもはどうすればいいのか分からない・・・。
そうならない為にも、
説明して、お手本を見せて、練習して、褒める。
です!
ぜひ挨拶を教える時に試してみてください。
まとめ
挨拶のできる子に育てる為に、事前に説明して、お手本を見せて、練習して、褒める。
3ステップで、①相手の目を見て、②笑顔で、③聞こえる声で「こんにちは」と言う。
以上のポイントを意識して、子どもに挨拶を教えていきましょう。
何より教える前には、教える側がしっかりお手本を見せていないといけません!
子どもに教える時には、大人ができているかを確認しておくことも大事です。
日々子育てをしながら、子どもと一緒に成長していけたら本当に最高ですね!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
大きな心になれますように!!
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