はじめまして、臨床心理士のスィンスィンです!
ブログBig Heartに来ていただき、ありがとうございます。
本記事では、僕の自己紹介や想いをお伝えします。
生い立ち
昭和の終わり頃に出生。
スポーツをこよなく愛し、半袖半パンで走り回っていた少年時代。
これといった悩みもなくなんとなく生きていた。
高校は親元を離れ寮生活。
親の有り難さが見にしみた。
一生の友と出会う。
高3の春、父の肺に腫瘍が見つかる。
肺がんステージ4。
高校生だった自分は、ただ呆然とその知らせを聞いた。
離れて暮らす自分に何ができるのか・・・
考えた末
初めて人の為に祈る。
ただひたすらに祈りを捧げた。
生と死について考え続ける日々。
答えは出なかった。
臨床心理の道へ
大学は臨床心理専攻を選んだ。
心と向き合う期間。
自分とは何か?
心の深層への旅。
父親との死別
大学1年の夏、父は61歳でこの世を去った。
まだまだ聞きたかったこと、話したかったことがいっぱいあったのに。
酒も一緒に飲みたかったのに。
ぽっかりと心に穴が空いた。
誰とも会いたくない。
話したくない。
自分の殻に閉じこもる日々を送る。
酒をとにかく飲んだ。
飲んで飲んで飲んだ。
とにかく動いた。
何かをしていないと自分の心が壊れてしまいそうで。
心が晴れない日々を送る。
実家で一人になった母親。
自分は大学で学んでいていいのか?
中退して家業を継いだ方がいいのか?
再び悩む日々。
親孝行
自分は親孝行が出来ているのか?
今まで育ててくれた恩を返せているのか?
どうやって返していくのか?
そんな問いが頭をぐるぐると回る。
自分にできる親孝行を考えて行き着いたのは勉強することだった。
自分と同じように悩み苦しんでいる人のたすけになりたい!
学ぶことが親孝行。
自分の中で芯が定まった。
学ぶことの意味ができた。
臨床心理士を目指す
大学院へ進学して本気で臨床心理士を目指すことに。
大学4年生の春から猛勉強を始めて、かろうじて大学院入学。
研究テーマは、死別体験。
生きるとは?
死ぬとは?
自分の心に空いた何かを埋めるかのように研究に没頭した。
絡み合った糸を解くように、時間をかけて前へと進んだ。
喪の仕事
生と死。
死があるから生が輝く。
死があるから今を生きる。
死と向き合ったからこそ、生が浮かび上がってきた。
修士論文を書くということは、自分の喪の仕事だったように思う。
臨床心理士として
心と向き合い続けた、大学の4年間、大学院の2年間。
ようやく夜が明けてきた。
臨床心理士に合格してようやくスタートラインに立った。
さぁここから。
自分に何ができるのか。
自分の使命を問いながら今日も前へと歩みを進める。
スィンスィンの使命
父親との死別から10年経ち、結婚して子供を授かる。
死から生。
新しいステージへ。
死があるからこそ生がある。
生があるからこそ死がある。
コインの裏表。
世界は2つ1つでできている。
相反する2つのものが1つとなって新しいものが生まれる。
病気や人間関係のもつれは、人生の肥のようなもの。
自分の心の畑を耕すこと。
心を耕して、心を成長させていきたい。
そんな思いでブログを立ち上げました。
今後ともよろしくお願いします!!
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