ほんの数分のタッピングであなたの悩みが・・・

TFTの創始者　ロジャー・キャラハン博士

米国心理学のパイオニアの一人であったロジャー・キャラハン博士が1970年代の終わりに発見し、発展させてきた心理療法で、鍼のツボをタッピングすることで心理的問題の症状を改善させていくものです。

米国政府機関でエビデンスのある治療法として認められています。

日本TFT協会

 

TFT（思考場療法）は、1970年代の終わりに、ロジャー・キャラハン博士によって発見され、発展してきました。

TFTは、今までの西洋医学と東洋医学を統合するような形で、全く新しい心理療法を確立してきました。

その最も特徴的な手順は、東洋医学の鍼のツボをタッピングすることで心理的問題の症状を改善させるということです。

 

キャラハン博士は、初めてTFTを発見した時のことを以下のように述べています。

私がTFTを発見したのは、1970年代の終わりでした。
あらゆる伝統的な心理療法を1年半試してもほとんど改善がなかった深刻な水恐怖症の患者にツボをタッピングしてもらったところ、恐怖を全く感じなくなってしまったのです。
このことを目の当たりにして、初めは自分もすぐに信じられませんでしたが、「これは！」と思ったのです。

 

元々は伝統的な心理療法を行っていたキャラハン博士。

治療の行き詰まりから、たまたま試してもらったタッピングが功を奏したところからTFTは始まりました。

深刻な水恐怖の患者が、たった数分のタッピングによって症状が全く無くなるなど、にわかに信じがたい事実でありました。

 

この体験を経たキャラハン博士は、タッピングによる治療に興味を示し、どのツボを叩くことでどの症状が解消するのかということを、何年もかかって研究し始めました。

 

たった数分で深刻な水恐怖（水にまったく近づけない）の患者が、水場に行っても何の恐怖も感じなくなってしまった所からTFTは始まったのです。

 

TFTの応用できる分野

例えば、不安、恐怖、依存的衝動、心的外傷（トラウマ）、怒り、罪悪感、強迫、パニック、自己破壊的状態、抑うつ、身体的疼痛、恥、能力の向上、イメージの困難さ、時差ぼけなどです。

これだけの症状に対して効果があるということは、使いこなすことができれば、病院通いからも解放される可能性を持っています。

TFTを学ぶことで、様々な症状に対して、アプローチすることができるようになり、自分自身でセルフケア（自分で自分を癒す）することが可能になります。

 

さらに、

手順が簡単な上に、

効果が高く、

即効性があり（早くて数分）、

副作用がなく、

セルフケアに使える

というユニークな特長があります。

その上、赤ちゃんからお年寄りの方、動物まで行えます。

ですから、現在日本でも医師、心理士、鍼灸師を初めいろいろな専門家の方々が臨床に取り入れています。

 

従来の治療に取り入れることで、その治療法がさらに効果を上げる可能性を高めたり、病院以外の自宅でもセルフケアに取り組んでもらえたり、と新時代の治療の姿が見えてきます。

 

TFTを学び、実際にセルフケアに用いることで、心と身体の調子が整っていく。

それによって、生活の質、人生のライフスタイルが変わる大きな転換点になるかもしれません。

 

TFT（思考場療法）とは？？　あなたの悩みを解決する新時代の心理療法  まとめ